SINCE 1982
御神木ヴァイオリン
神話の里 文化・芸術育成アソシエーションは
「御神木ヴァイオリン」プロジェクトを進行しております。
天孫降臨の地「宮崎」で生まれた御神木
(災害などによって折れてしまった御神木)が
ヴァイオリンという新たな姿に生まれ変わり
これから何百年と祭事を通して世界中の人々に
魂の音色をお届けいたします。
狭野神社
第5代孝昭天皇の御代に神武天皇ご生誕の地にご創建されたのが始まりと伝えられています。神武天皇はご幼名を狭野尊(サノノミコト)と申し上げますが、皇族のご幼名は生まれ育った地名を付ける慣習があった事から、当地の地名の狭野が由来すると伝えられており、当社より西に1キロ程に有る末社の皇子原神社がご生誕の地といわれます。
高千穂神社
東京より中澤宗幸氏をお招きし御神木ヴァイオリンの裏板となる欅の木をお預かりいたしました。
御神木狭野杉①
狭野杉は慶長4年薩摩藩主島津義弘公が重臣新納武蔵守忠元(にいろむさしのかみただもと)に命じ、当神社別当寺神徳院の住職宥淳法印と協力して植際したものと伝えられています。
御神木狭野杉②
東京より中澤宗幸氏をお招きし「御神木狭野杉ヴァイオリン製作成功報告祭」で御神木ヴァイオリンのオモテ板となる狭野杉をお預かりいたしました。
高千穂神社
約1900年前の垂仁天皇時代に創建されました。高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。主祭神は高千穂皇神と十社大明神で、特に農産業・厄祓・縁結びの神をして広く信仰を集めています。高千穂皇神は日向三代と配偶神の総称です。十社大明神は三毛入野命をはじめとする10柱を祀っています。
表板制作
「御神木狭野杉によるヴァイオリン表板製作」の様子。長年の歳月による、木目の劣化部分や硬化部分が製作者を悩ませながらも見事な仕上がりに向けて進行中。
裏板制作
「高千穂神社の御神木によるヴァイオリン裏板製作」の様子。こちらも同様、長年の歳月による、木目の劣化部分や硬化部分が製作者を悩ませながらも見事な仕上がりに向けて進行中。
天孫降臨画
マークエステル氏によって「瓊瓊杵尊の天孫降臨」の様子が施されてます。
神祇 -JINGI-
表板の狭野杉、裏板の欅に狭野神社と高千穂神社の名が刻まれました。そして御神木ヴァイオリンは
神祇 -JINGI-と名付けられました。
表板(狭野杉)
日本の心を感じさせる見事な狭野杉の木目が浮き上がってきました。
裏板(欅)
マークエステル氏によってニニギノミコトの天孫降臨の様子が描かれました。
水島愛子氏
世界で活躍する日本人ヴァイオリニスト水島愛子氏に御神木ヴァイオリンと語り合っていただきました。
入魂の儀(表板)
2022年12月22日、狭野神社にて入魂の儀が執り行われ、山内達哉氏による奉納演奏が行われました。
入魂の儀(裏板)
2022年12月29日、高千穂神社にて入魂の儀が執り行われ山内達哉氏による奉納演奏が行われました。
美々津手漉き和紙
無形文化財(工芸技術)美々津手漉き和紙でヴァイオリン製作証明書を作成。(故)佐々木寛治郎氏の奥様のご協力により作品をお譲りいただきました。
製作証明書
御神木ヴァイオリンの製作証明書が完成いたしました。ご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。フレームも狭野神社の御神木狭野杉を使用して井上様に製作いただきました。
台座
前村学氏によって御神木ヴァイオリンの展示のための台座が完成いたしました。御神木ヴァイオリンに相応しい台座です。
The Sacred Violin